<   2011年 06月 ( 3 )   > この月の画像一覧

2011年度第32回札幌市民登山教室、無事終了しました 
 5/26(木)机上講習 札幌市民ホール18:30-20:30
 5/31(火)机上講習 札幌市民ホール18:30-20:30
 6/12(日)実習登山 砥石山・小天狗岳
 6/14(火)反省会  札幌市民ホール18:00-20:00
実習登山は受講生32名・実習コーチ17名が参加し、読図の仕方、休憩時の行動、滑りやすい時の歩き方などを学びながら全員頂上を踏みました 。

【小天狗岳での実習登山】
d0231161_6545762.jpgd0231161_6551892.jpg

【砥石山での実習登山】
d0231161_6552738.jpg
[PR]
d0231161_17551375.jpg 6月初旬のある晴れた日、とある場所でビーコンテストの追加測定を行いました。参加したのはNPO法人北海道雪崩研究会研究部に所属する5名(うち4名は労山所属)、6/26(日)の第13回北海道雪崩研究会での研究発表に向けて鋭意準備中です。

【背景】深い位置に埋まっている発信ビーコンを捜索する場合、捜索者はそこから発せられる磁力線の形状(flux line)を3次元で考える必要が出てくる。最近主流になりつつある(注1)3本アンテナのavalanche beaconはこの問題を解決するために垂直方向のアンテナを内蔵し初心者でも容易に扱えるようになったが、従来の1本アンテナ・2本アンテナで捜索する場合にはnull/spikeといわれる現象についての理解が必要となる。今回我々は4mのポール状に設置した発信ビーコンから発せられる磁界のnull/spike現象について検討した。

d0231161_17565993.jpg


平面上でのflux line(2010.9.23撮影)

d0231161_17581118.jpg


深埋没時
【用語の整理】
Null (アナログビーコン) 音が急に消える
Spike(デジタルビーコン) 距離表示が急に跳ね上がる(Spikes)
Misleading maximums (アナログビーコン)Nullの手前、音が最大のポイントと勘違い
Misleading minimums(デジタルビーコン)Spikeの手前、最小距離表示と勘違い

【研究会にむけての追加測定 2011.6.4-5】
d0231161_234043.jpg
 発信ビーコンを設置するための4mポール(手作り)と、測定用グリッド。鉄塔・送電線などが近くにあると影響を受けるので場所の選定が難しい・・。携帯電話も電源をoffにして測定開始。

We put the transmitting transceiver (AB1500) horizontally at 4 meters above the ground.

d0231161_21381099.jpg
Then put a tested transceiver (single antenna digital beacon) in search mode and hold it horizontally at his waist level (approximately 1m above the ground).The distance displayed on the screen was recorded at 0.5m intervals, receiving antenna was always parallel to the transmitting antenna.
d0231161_21384195.jpg
方位版を使用して最大強度で受信する方向を確定

We also measured an angle at which shortest distance is displayed.
d0231161_21385493.jpg
 測定中の、札幌中央勤労者山岳会所属のS講師と札幌山びこ山友会所属のY元講師団長。研究会終了後に懇親会もありますので是非ご参加ください。

NPO法人北海道雪崩研究会HP http://homepage3.nifty.com/hokkaido-nadare/

【補足事項】
*ビーコンの捜索範囲では誘導電磁界成分が主体
  周波数457kHz→波長656m
  近傍界(near field)とよばれる範囲はλ/2π=656m/6.28≒100mくらい
フェライトバーアンテナは磁界型アンテナ
参考資料:
1)http://homepage3.nifty.com/usa_tarou/avalanche/avalanche_bar_antenna.html
(宮城の小関先生のHP)
2)Hereford J, Edgerly B, 457 kHz Electromagnetism and theFuture of Avalanche Transceivers. In Proceedings InternationalSnow Science Workshop (ISSW 2000)

この分野に関して詳しい方、メールで御意見いただければ幸いです
(hto.otsuka@gmail.com NPO法人北海道雪崩研究会会員 大塚)

【注1】昨年2010年8月末、季節外れですが店頭のショーケースに並んでいる機種をチェックしてみました。
A店
・Tracker2(3本アンテナ)
・Tracker DTS(2本アンテナ)
・PIEPS DSP(3本アンテナ)
・PIEPS Freeride(1本アンテナ)
・PLUSE Barryvox(3本アンテナ)
・Ortovox S1(3本アンテナ)
・Ortovox f1 (1本アンテナ アナログ)
・Arva 3axes(3本アンテナ)
B店
・PIEPS DSP(3本アンテナ)
・PIEPS Freeride(1本アンテナ)
・PLUSE Barryvox(3本アンテナ)
C店
・Tracker2(3本アンテナ)
・Tracker DTS(2本アンテナ)
・PIEPS DSP(3本アンテナ)
・PIEPS Freeride(1本アンテナ)
・PLUSE Barryvox(3本アンテナ)
・Ortovox S1(3本アンテナ)
・Arva 3axes(3本アンテナ)

d0231161_1383438.jpg
第13回北海道雪崩研究会誌(A4全55ページ、カラー刷り)
研究会会員になると年1回発行される研究会誌が送付されます。
会員外の方は事前予約にて購入可能です。
 【雪崩事例研究】
・ニセコアンヌプリ雪崩調査報告(2011.1.1発生、2011.1.3調査) 荒川氏 p1-4
  積雪断面観測結果、気象についての考察など
・尻別岳雪崩事故報告(2011.3.5発生) 中村氏 p5-7
・余市岳エリア1107峰の雪崩報告と雪崩リスク軽減(2010.12.25発生) H本氏 p8-11
・アメダスデータから雪崩予知ができるか-今冬の道内3つの雪崩事例から- p12-17
    研究会顧問:秋田谷英二先生(NPO雪氷ネットワーク)
 上記3つの雪崩事例について降水量・日照・風向・風速・気温などのデータをもとに考察
 北村で撮影された雪結晶の写真も掲載
【資料】
・2010-2011シーズン雪崩データ(道内3件分掲載)p18
・積雪観察法について 2010.12.18-19旭岳研修会ワークショップ資料 p19-26
・気象データから雪質や雪崩の危険を読む p27-39
  2011.1.15北村研修会での秋田谷先生の講義を収録
【研究発表】
・フリーライドによるスパイク現象の解析-3次元フラックスラインの可視化 
・アナログビーコン・デジタルビーコンのピンポイントエリアの測定 
     松浦孝之氏他(NPO法人北海道雪崩研究会研究部)p40-52
d0231161_13532991.jpg
【資料】
・多数回弱層テスト結果(2011.1.10施行)p53-55
10か所のピットでシャベルコンプレッションテストを2回づつ、計20回施行
[PR]
d0231161_212267.jpg
旭川勤労者山岳会機関紙「ヌプリ」2011年6月号

表紙の絵は作者の庭に咲いた「オオカメノキ」
山行報告はGWの黒岳石室、美瑛富士~オプタテシケ山、愛山渓温泉からピウケの大滝と本安足山巡り、雄冬山、赤岩訓練、震災ボランティア記。
(by OH)

以下「交換会報拾い読み」より転載 (旭川労山より掲載許可をいただきました)

d0231161_2121389.jpg
樺No.508 2011年4月号
小樽勤労者山岳会
観天望気(定期総会)の報告
山行報告では三段山、ワイスホルン、本倶登山、シャクナゲ岳チセヌプリ45周年記念山行「山小屋を訪ねて」

d0231161_2122226.jpg
ピオレNo.510 2011年5月号
札幌ピオレ山の会
道標、白井岳、余別岳、ペラリ山の報告など。テントのお話、こだわりの山道具。(A-4サイズなので活字が大きく写真も多い)

d0231161_2123314.jpg
茶房多種No.394 2011年4月号
帯広勤労者山岳会
山行記録、北ペトウトル山、熊見山、二ぺソツ山など。新入会員自己紹介、活動方針、40周年記念事業活動方針(冬のニペソツ山1泊2日で登れるの)

d0231161_2124297.jpg
あるぴーのNo.345 2011年4月号
ハイキングクラブみどりの風
3月例会報告、臨時役員会議事録、4月役員会議事録、30周年記念登山計画報告

d0231161_2125077.jpg
ふきのとうNo.439 2011年5月号
釧路勤労者山岳会
藻琴山、海別岳、上ホロカメットク山(中央クーロアール・化け物岩)など。(少ないページの中で内容がこい)

d0231161_212595.jpg
あじさいNo.517 2011年5月号
札幌中央勤労者山岳会
狩場山、定山渓天狗岳、有明山、芦別岳、6月山行案内など。(規定で赤岩リーダー・登攀リーダー確立されている)

d0231161_213895.jpg
あるぷNo.364 2011年5月号
札幌山びこ山友会
中岳、ルベシベ山(稲穂793m)、残雪期氷雪入門など。(よく見かけるピンクテープ、黄色・水色もあるんだ)

d0231161_2131817.jpg黒百合No.519 2011年5月号
札幌北稜クラブ
ニセコ連峰スキーツアーAパーティー・Bパーティー報告など。(総会の報告・運営委員会報告、5月号は新年度の活動見えてくる)

[PR]