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 2/25-26ルスツリゾート周辺で実習講習会が行われ、第17回北海道雪崩講習会の全日程が終了しました。基本クラスはバックカントリー3班、登山コース3班、スノーシューコース1班のA~G班に分かれて講師・補助講師(講師養成クラス受講生)の指導の元、積雪安定性評価やプローブ・ビーコン操作、コンパニオンレスキュー訓練などのカリキュラムを2日間かけて行いました。中級クラスは昨年基本クラスを受講した5名と4名の講師、2日目にはさらに4名の補助講師も加わり主にチームでのコンパニオンレスキューについての理解を深めました。韋駄天(デブリなど埋没の可能性が高い所に走ってゆく係)・ビーコン担当・プローブシャベル担当などあらかじめ決めてからスタートしますが、捜索の進行状況に合せての役割の再配分がリーダーの腕の見せ所だなと感じました。また講習会ホームページに写真が載っていますが、2日目の昼に受講生の持参した雪崩エアバックの実演も行われました。市内某スキューバダイビングショップでエアの充填を行っているなど具体的なお話をいろいろ聴くことができました。
 最後になりましたが、講師団の皆様・開催運営委員会スタッフの皆様2日間ありがとうございました。(中級クラス受講生)
http://h-nadare.com/

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 中山峠講習会が行われました。今年からは「プレ講習」という位置づけではなく、ルスツ講習と併せて一連の本講習となっています。

中級クラスの一コマ
午前:アクティブテスト・ピットテストの復習  午後:2個のビーコンの捜索訓練

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シャベルコンプレッションテストでは5分で掘れる!?、四角柱の左右の雪の切り出し方のコツを伝授していただきました。

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Rutscheblock test (スキージャンプテスト)は、手作りのワイヤーソーで背面を切っています。

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積雪断面観察のデモンストレーション、雪温を測っています。
新雪の下はすべてこしまり雪・しまり雪で霜系の層は見当たりませんでした。



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おまけ 2012.1.14北村の霜ざらめの結晶


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第17回北海道雪崩講習会、開校式と総合理論講座が行われました。
午前中は、基本クラス・中級クラス合同での講義です。

「雪崩発生のメカニズム」秋田谷英次先生
 豊富な写真を使いながら、雪の安定化するプロセスや、弱層になる雪質について、また、気象データと霜系の弱層の形成過程との関連などを解説していただきました。雪の結晶の写真がとてもきれいです。

「雪崩予知と行動判断」NPO法人北海道雪崩研究会副会長 三鍋講師
 軽やかな語り口とビジュアルなスライドで、冬山での雪崩予知と行動判断について教えていただきました。実際の山の写真を見ながら参加者がそれぞれ危険個所を考察するといったワークショップ形式の部分もあり、あっという間の1時間でした。

 午後は基本クラスはビーコン・プローブ・弱層テストなど実習で必要な項目の事前学習、中級クラスは「雪崩運動」と「コンパニオンレスキュー」について講義を受けました。これから2月末まで、ロングランの講習が始まります。d0231161_21532762.jpg

 道央地区連盟とNPO法人北海道雪崩研究会の関係、連盟だよりに3回シリーズで北海道雪崩講習会の発足と歩みについて連載されました(2011年9-11月号)。「第17回北海道雪崩講習会開催運営委員会」はNPO法人北海道雪崩研究会から3名、道央地区連盟遭難対策部から1名と冬山登山を行う山岳会から各1-2名担当者が出て、毎月会議を行いながら企画・運営を行っています。またNPO北海道雪崩研究会の中の組織、「講習部」ではプロの山岳ガイドの方や協賛団体の日本山岳会北海道支部所属の講師陣も加わって、講習カリキュラムの検討などを行っています。実際に各班の指導を担当する講師達は、「講師団」という組織に所属して情報共有を行いながら講習本番に臨みます。多様なバックグラウンドをもつスタッフの集まりで、山岳会の冬山救助訓練とはまた違った面白さがありますので、来年は是非ご参加ください。

第17回北海道雪崩講習会 開催運営委員会メンバー

委員長   川島(北海道雪崩研究会講習部)
副委員長  五十嵐(道央地区連盟遭難対策部)
事務局長  吉成(バビシェ・マウンテン・クラブ)
事務局(庶務) 沼田(札幌ピオレ山の会)
事務局(庶務) 逸見(ハイキングクラブみどりの風) 
事務局(庶務) 古田(百松山岳会)
事務局(装備) 佐藤(北海道雪崩研究会講習部)
事務局(宣伝) 杉岡(小樽勤労者山岳会)
事務局(宣伝) 渡邊(札幌北稜クラブ)
事務局(宣伝) 松岡(札幌山びこ山友会)

受講生・講師と兼任しているスタッフが複数おり、マンパワーはまだまだ不足しています。
来年度も引き続き各会のご協力お願いいたします。
 
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第17回北海道雪崩講習会  http://h-nadare.com/
主催:道央地区勤労者山岳連盟 NPO法人北海道雪崩研究会
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 少人数グループ形式で、雪崩の予知・行動判断・コンパニオンレスキュー(パーティーの仲間による救出活動)などを実践的に学びます。
開講クラス:基本クラス・中級クラス・講師養成クラス
コース:スノーシューハイク・バックカントリー・登山

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*旧版に追加された項目(太字)
適切な場所・大きさの穴;作業の交代(効率的な掘りだし)
参考資料:backcountry access basic avalanche safety(クリックするとリンク先が開きます)
昨年度はstrategic shovelingの時間測定を北村講師クリニックで行いましたd0231161_952658.jpg 


【出典】
実践雪崩学 理論編
発行:NPO法人北海道雪崩研究会
2010年10月31日 3版 第5刷
編集者より許可を得て転載
 
講習最終日には中級クラスの応用編コンパニオンレスキュー訓練を見学します(2010.2.27ルスツ)。
メンバーは皆講習2年目ということで、慣れた手つきで手際よく捜索が進行してゆきます。
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すべての遺留品にさわって確認(埋没者につながっているかもしれない)、確認済みのものは立てておく
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クロス法で埋没場所をピンポイント(ビーコンのストラップの長さを事前に調整しておきましょう)、プローブを組み立ててスタンバイ
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ヒットしたプローブは抜かずにそのまま残す
埋没者(埋没人形)のエアポケットを壊さないように、絶対真上には乗らない
斜面の手前側から掘ってゆくと、掘り出し・搬出がスムーズにゆく
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お古のスキーウェアを利用したレスキュー人形の開発に取り組んでいます。
ほぼ等身大の人形を使うことにより、ザックの掘り出しとは違う搬出までの工夫・苦労を学ぶことができます。


積雪の構造と安定性(不安定性)を理解するためにいろいろ手法を用いてデモンストレーションを行いました。
(*今年度のカリキュラムについては、中山峠講習が必修になるため若干の変更が予想されます)
【基本クラス ルスツ1日目】雪庇の両端に溝を掘って断面観察、スキージャンプによる破断テスト
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ピットの断面を色素で着色、バーナーであぶっているところ
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左:つぼ足 中:スキー 右:スノーシュー
(暖かい日が続いて融解凍結クラスト層ができていたため荷重は中まで伝わっていない)

開会式・座学
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開会の挨拶
NPO法人北海道雪崩研究会 小山会長(札幌ピオレ山の会会員)
(*道央地区連盟と協同して講習会の開催を行っています。)
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講師団挨拶 
芳村氏(札幌山びこ山友会)
 昨年でやっと講師団長の大役から降りることができ、今年は1講師として指導にあたります。

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